「ちょんの間」は実際は何軒あったのか?
黄金町の最盛期、いったい何軒の「ちょんの間」があったかご存じだろうか?その数は一般に257軒だとされている。
この数字の根拠となっているのは、黄金町エリアマネージメントセンターが発表している数字だ。そしてエリマネは神奈川県警が発表した数字を元に発言しているのだと思う。

ところが、である。
先日エリマネのトップである山野氏と話したところ、この「257軒」というのは建物の数ではなく、店の数だということが分かった。例えば現在「コガネックス・ラボ」として活用されている建物は1軒ではなく、3軒としてカウントしているという(*コガネックスは3軒の「ちょんの間」がテナントとして入っていた物件を改装し、仕切り壁を取り払って一軒家にした施設)。

では、実際には何軒の建物があったのだろうか?

2004年度のゼンリンの住宅地図と自分の記憶を頼りにカウントしたところ、50軒ちょうどだった。
ただしカウントして良いかどうか迷う物件(わずかな間だけ「ちょんの間」だった筈だが、ほんとうに「ちょんの間」だったのかどうか確証がない)もある。実際は51、2軒だったかも知れない。

また「店=庇のある出入り口」という基準でカウントしたところ、「ちょんの間」の店舗数は191軒だった(多少誤差があると思う)
個人的には257という数字は、盛っているのではないかという気がする。私がカウントした数字よりも60軒も多いとは到底思えない。
この数字の正確な時期はいつなのだろう。
確かに200軒を越える時期もあったかも知れないが、それにしても少々信憑性に欠けると思った次第である。
横濱 | comments(1) | trackbacks(0)
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ちなみにまだガード下にちょんの間があった頃の軒数だが、昭和40年代の終わり頃、水銀灯が立てられたことを契機にして飲食店の数が二倍に増えたという。

それまでは川沿いに無認可の屋台が並んでおり、怪しげだった。とはいえ水銀灯の設置後も壊れた屋台の放置や自転車、不要品類の投棄などが行われていたため、戦後の暗いイメージが払拭しきれずにいた。

昭和54年時点のガード下の店舗数だが、大衆酒場などが98軒、スナック10軒、バー19軒、食堂5軒であった(典拠「中区史」)。なお上記の数字には、ガード下以外の初黄飲食店街の含まれている可能性もある(「中区市の記述が曖昧でよく分からない)。
Posted by 檀原 | 2014/10/23 6:04 PM

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